1.シューティングマシンの導入背景
シューティングマシンの導入を決定した主な理由は、生徒が早朝や部活終わりに自主練をすることがあり、その効率を上げるためでした。限られた時間(早朝は1時間、部活後は30分)内で、できるだけ多くのシュートを練習することを目的にしました。その際、ボールを拾う手間やパサーが不要となるシューティングマシンの導入が、効率的な練習を実現するために最適だと考えました。
2.購入時に重視したポイント
シューティングマシンを選ぶ際、他社製品と比較を行いました。その中で重視したのは、ホイール式(ボールを挟み込んで飛ばすタイプ)とスプリング式(弾くタイプ)の違いです。パスのスピードに関しては十分な性能が確保されているかを確認しましたが、最も重視したのは部品の消耗でした。ホイール式は部品の交換頻度が少なく、長期的に使用できる点が決め手となり、こちらを選択しました。
3.性能に対する意見
現時点でシューティングマシンの性能には満足しています。特に、ホイール式によるパスの強度は期待していた通りでした。ただ、1点改善が加わるとすれば、設定した球数を自動で投球してくれる機能です。これがあれば、何球練習したかが明確になり、練習の成果をより管理しやすくなると感じています。
4.練習での活用方法
シューティングマシンは、ほとんどが生徒の自主練習のために使用されています。特に、早朝や部活後の限られた時間に有効活用されています。また、全体練習の中でも、フリースローを集中的に練習する際に使用することもあります。このように、個別の練習からチーム練習まで幅広く活用しています。
5.シューティングマシン導入のメリット
シューティングマシンの導入により、練習の効率性が大幅に向上しました。短時間でシュート数を劇的に増やすことができ、ボールを拾ったりパス役を担当したりする時間が省けるため、練習の質が向上しました。また、ミドルレンジやアウトサイドからのシュートの重要性が増す中で、シュートに対する考え方が大きく変わりました。フリーの状態で積極的にシュートを打つ姿勢が身につき、選手一人一人のシュート力が向上しています。結果として、試合でのシュート本数が増加し、チームの攻撃力アップに繋がりました。