1．シューティングマシン導入の背景
シュート力の強化や成功率の向上が課題としてあり、以前からシューティングマシンに興味を持っていました。さらに、コロナ禍による活動自粛期間が重なり、部の予算に余裕ができたことも導入を後押ししました。このタイミングで思い切って購入を決断しました。
2.購入時に重視したポイント
性能に関してはそこまで比べることはありませんでしたが、購入時には収納時のサイズを重視しました。限られたスペースに収まることが重要だったため、できるだけコンパクトに収納できるものを選びました。
3.マシンの性能に対する感想
実際に使用してみて、パススピードが弱いと感じることはありません。また少し回転がかかっており、捕球しやすい点もメリットだと感じています。
4.練習での活用方法
シューティングマシンは全体練習ではなく、主に練習前の個人練習やアップで活用しています。普段、バスケットコート1面を使った練習を行っているため、マシンを使うとコート全体を使う練習が制限されてしまいます。そのため、隙間時間を利用して個別に使わせる運用がメインです。
5.スリーポイントシュートの重要性と戦略の変化
近年のNBAやオリンピックの影響を受け、日本の高校バスケットにも戦略の変化が見られます。以前はペイントエリアでの得点が基本でしたが、現在ではミドルレンジやアウトサイドからの得点が重要視されるようになりました。練習を重ねることで成功率が上がるという認識が広まり、ジャンプシュート練習に割かれる時間も増えています。
6.シューティングマシン導入のメリット
シューティングマシンの最大のメリットは、1人でも短時間で効率的な練習ができることです。ボールを拾う手間が省けるため、同じ時間内でより多くのシュートを放つことが可能になります。さらに、シュート→パスキャッチ→シュートという動作を繰り返すことで、試合に直結する再現性の高い練習が行えるため、上達速度も速くなると感じています。
また、多くのシュートを練習することで、ミドルレンジやアウトサイドからのシュートに対する躊躇がなくなり、ディフェンスが来る前にフリーでシュートを打つ判断力も向上します。迷わずシュートを放つ自信を育むという意味でも、シューティングマシンは非常に有効だと思います。
