日本で唯一のシューティング専門施設 【TCBAシューティングハウス】

大阪府高槻市にあるTCBAシューティングハウス。
将来を見据えた世界基準の選手を育成するTCBAの代表及びコーチである植田容之様にお話を伺いました。
TCBAではAtoa(アトア)のシューティングマシーンもご利用いただいています!

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TCBAシューティングハウス
設立:2019年2月
施設:シューティングマシーン2台・バスケットボールゴール(通常リング)4台・
3×3コート2面・スリーポイントラインコート2面
場所:〒569-0043 大阪府高槻市竹の内町70‐2

※完全予約制

ホームページ 

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料金形態

Aコート
(フリーコート)

3名まで

Bコート
(プライベートコート)

10名まで

ビジター

1時間料金

一般・大学

1,000円

3,500円~

小・中・高

800円

会員

1時間料金

一般・大学

800円

3,000円~

小・中・高

500円


シュートに特化したバスケット施設


(スリーシュートも打てる半面コート)


―シューティングハウスの魅力を教えてください。

シューティングマシーンと国際試合仕様の練習コートが整っているところが魅力です。

多くのシュート本数を打ちたい、同時に3ポイントシュートの練習もしたいと考えている人たちに多くお越しいただいています。
シューティングハウスのように3ポイントシュートが2ヶ所とれる施設はあまりないので、そこが支持されています。

また、1人でも練習ができるところもオススメです。
普通3ポイントシュートの練習だと2人組が一般的です。
シュートを打った後のボールをゴール下に貯めて、取りに行って、またシュートを打って・・・・・・という感じで効率が悪いのですが、シューティングマシーンなら1人で連続して1時間に500本~600本も打てるので効率よく練習ができます。
シューティングマシーン目的で練習に来る人がほとんどですね。

 

―では1人で練習に来る人が多いのですか?

1人で来られる方が多いですね。多くても3人くらいです。
5人以上で来られるときは基本的にプライベートコートを使用していただいています。

 

―本気で練習したい人ばかりで、サクッと打ってサクッと帰るという方が多いんでしょうか?

そうですね。リングのバックボード・コート・フロアも全て公式のものを利用しているので、試合前に来られて試合の感覚を覚える目的で来る高校生や大学生もいます。
またTCBAは夜遅くまで営業しているので、仕事終わりに来られる方やミニバスの練習終わりに練習に来られる方もいます。

一番の常連さんだと、2日に1度は通われている方がいらっしゃいますね。

うちに来る方はアミューズメント施設のようにバスケで遊ぶというより、さらに上手くなりたい学生や昔バスケをやっていてまた始めたい大人の方などバスケの経験者が多く、一般のバスケットボールチームに入っていてその練習に来られる方やプロの方もいらっしゃいます。

しかし最近はバスケットボール人気が高くなり、ファミリーで来て遊び感覚で楽しんでくださる方も増えています。

 

―遠くから通われている方もいるのですか?

はい。遠いところだと京都とか大阪市内、豊中、尼崎の方がいますね。

コートを借りられる施設は多いですがシューティングマシーンが置いてある練習場はあまりないので、わざわざ車で遠方からお越しいただく方も多くいらっしゃいます。

駐車場は10台分はスペースがあるので、せっかく来たのにいっぱいでとめられないということは基本ありません。


(業務用のエアコン4台完備)


―お客さんからどのような反応をもらうことが多いですか?

初めて施設を使ってもらう人は、コートに入って驚くことが多いですね。
なぜなら涼しくて環境の良い施設だからです。
HPにもある程度載せていますが、業務用のエアコンを4台入れたり外の光を遮断してあったりするので夏でも暑くなりません。もちろん冬は暖房に変わります(笑)
外観が工場跡のような雰囲気なので、ギャップで余計驚かれる方が多いようですね(笑)
練習しやすい環境があるので、リピーターになっていただくお客さんも多いです。


シューテイングハウスでは国際基準の選手を育成するためのスクールも!


(左:売野 右:植田さん)


―スクールもされてるんですね!どの世代が多いんですか?

小学生・中学生がほとんどです。
高校生もいるにはいますが、学校の指導者にみっちりと教えてもらっていたり、すでに自分のフォームが出来上がっていたりすることから高校生は黙々と1人で練習される方がほとんどですね。
プライベートレッスンでも小学生・中学生が多めです。
強豪校への進学を目指している中学生も結構いらっしゃいますね。むしろそういう子が大半をしめています。
あとはすでに強豪校に入っている方が多いです。だからうちにはレベルの高い人たちがよくいらっしゃいますね。

 

―シューテイングハウスさんのスクールは、シューティングのみを教えているのですか?

いえ、シューティングの他にハンドリングもメインで教えています。

シューティングマシーンを使ってシューティングのフォームやどのフォームがゴールに入りやすいかなど、とにかく本数を打って体に覚え込ませるようにしています。
反復練習をして体に覚え込ませることでよりシュート率が向上し、ポイントが取れる選手に成長していきます。

コーチはオーストラリアに2年間バスケ留学し、プロを目指しているスキルコーチが教えています。
シューティングはもちろんハンドリングも向上するように指導しています。

 

―スクールはどこでやっていますか?

シューティングハウスでもやりますし、市民体育館を使うこともあります。中学校の体育館でもありますね。

 

―スクールの方針はありますか?

TCBAシューティングハウスのスクールの方針は国際基準の選手を作ることです。
スキルだけではなく、ものの考え方を大切にしています。
また自己尊重型で褒めて伸ばすことを重要視しています。

アシスタントコーチに1番言っていることは「教えないこと」「ハッとさせること」「夢中にさせること」この3つです。
コーチはついつい言葉で教えようとしてしまいますが、TCBAシューティングハウスでは生徒本人に「あっ!」と気づかせるように指導しています。
それで自ら夢中になってもらい、練習を続けさせることがコーチ力。
だからあえて教えることはしないです。

 

―新しいですね!色々な方にインタビューをしてきましたが、初めての解答です!

私自身あまり他では聞きません(笑)

だから細かいシュートフォームとか基礎のポイントは言いますけど、「とにかく自分が打ちやすくて入るシュートが君には合っている」という考え方なので、右手がどうとか脇がおかしいとか練習の時にあまり細かく言わないようにしています。

全てのことにおいて、生徒本人が言うことを優先させています。
まったく同じ体つき、同じ関節の長さの選手は絶対にいないので、誰にでも同じことを指導することはありえません。

だからこそ個人を尊重しています。
細かいことは指導しないで、そのプレイが間違っていてもそのプレイに対してもダメとは言いません。
他の選択肢を教えてあげて「こういう方法もあるんだよ」と指導します。
どちらが良いかは常に本人に考えさせながら行動をしてもらっています。

 

―選択肢を広げてあげるんですね。

そうですね。若いうちはやりたいことをやらせるのが良いと思います。


シューティングマシーンはいくらでも応用して練習が可能!


Atoa(アトア)のシューティングマシーン


―シューティングマシーンはどのような練習で使用していますか?

Atoa(アトア)のシューティングマシーンは首振り機能が付いています。
そのため、試合に近い動きをしながら練習ができます。 

例えば、パスを取ってからのシュート。1人でコーンを置いて、ドリブルしてからチェンジをしてシュート。パスを受けてバックステップでシュート・・・・・・など、いろんな練習の仕方があっていくらでもドリルを作れます。

シューティングマシーンは一方的に球が出るだけではなくいろんな練習の仕方に使用できるので、いろんなクラブチームやスクール、学校の部活の他、団体の練習でも十分に使えます。

またボールがどこかに飛んでいくというロスがないので、非常に効率よく短い時間で練習ができます。

シューティングマシーンの使い方っていくらでもあるので、コーチがメニューを考えてくれればチーム人数が多くても練習に導入できます。
2時間しか時間が取れないようなスクールでも十分な練習をすることが可能です。

3×3の練習でも使ってもらいたいです。
最初のパスのときにシューティングマシーンを使ってもらいたいですね。
そうすれば最初のパスを出す人が必要なくなりますし、シュートを打ったあとにボールを取に行く手間が省けます。

シューティングマシーンはボールの受け皿になるので、そのような点でも効率が良いです。

 

―シュートの練習で重視していることを教えてください。

日本が弱いと言われているスキルが「シュート力」なんです。特にペイントエリアからスリーポイントラインのミドルシュートやペイントエリアの中のシュートとかですね。
日本のシュート力が弱い原因としてストリートバスケットがなかったという点があります。
他に、小学校から中学校に上がる際にボールが変わるため小学生の頃に正しいシュートを教わる機会が無いということも原因としてあげられます。

そこでうちのスクールは全ての世代で7号球を使って練習しています。
ゴールの高さも大人と同じサイズです。
だからアメリカのストリートと同じような感覚でバスケットボールができます。 
とにかく多くのシュートを打たせて、大人のリングでプレイすることで将来の感覚を養えるようにバスケットの指導をしています。

 

―シューティングハウスさんではメーカーが異なるシューティングマシーンを2台お使いのようですが、理由は何ですか?

まずAtoa(アトア)のシューティングマシーンの良いところは試合に近いパスが出るという点です。速く鋭いパスが出るので、上級者の方にも満足して使用していただけます。
レベルの高い人たちになると遅いパスで狙いを定めて打つようなことはないので、マシーンの速いテンポで打てるというのも練習になります。

もう1台は速い球は出ないタイプなので、初級者でも練習しやすいといったメリットがあります。そのように使い分けをしていますね。

マシーン自体が高額なのでアフターケアが無いと不安ですが、Atoa(アトア)のアフターサービスではしっかりとマシーンのケアをしてもらって助かっています。


アフターコロナはイベントをたくさん開きたい


(TCBAのコート)


―今後の方針をお聞かせください。

今はコロナ禍のためイベントができない状況です。

当初考えていたのは、3×3規格コートなので3×3の大会を月1で開催するというものでした。一般から小学生までを対象に、優勝者には賞品を出す。そんな感じですね。
プロの方のクリニックなども予定していましたが、ストップしてしまったのでアフターコロナには進めていきたいです。

2階にかなり広いスペースがあるので、グッズなどの販売もやっていきたいですね。
それからチームも作りたいです。スクールを5年間やっていますが、チームは持っていないのでこれから作っていきたいと思っています。

(インタビュアー:売野)

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